2021年の8月に現在の家に引っ越した際、まず取り掛かったのが在宅ワーク環境の整備。コロナによる会社の100%在宅ワーク方針化に伴い、既に1年近く自宅での業務を経験していましたがやればやるほど改善の必要性を感じていました。
結論としては私は昇降デスクを導入しました。昇降デスクの魅力については既に別の記事で紹介していますがこの記事では私がどの様に現在の在宅ワーク環境を整備したかご紹介します。
導入前の環境
コロナ前までは妻と1DKの家に住んでいました。2020年5月頃に私の在宅ワークが始まった際、妻も同様に在宅ワークをスタートさせました。私は業務上テレコンが多いため妻と同じ部屋で作業するのが難しかった事から、妻:リビング、私:寝室での棲み分けとなりました。
当時、私が寝室で使用していたのがノートPC用のデスクでした。そしてこのデスクはベッドの脇にあったので、ベッドを椅子の代わりに使っていました笑
この組み合わせで在宅ワークを開始した所、以下の問題が出ました。
- 腰痛
- 肩こり
- 作業スペースの狭さ
まず当たり前ですがベッドは長時間座るためのものではありません。。背もたれも無いのですぐに腰が痛くなりました。当然集中力にもかなり影響したと思います。
そして作業スペースの狭さですが、会社では24インチモニターの水平デュアル構成で作業していたためノートPC1面だけでは圧倒的に作業効率が落ちました。途中で24インチモニターを1台用意したんですが、そもそもデスク幅が60cmしか無いため、水平は断念。。最終的にデスクに台を置いて垂直のデュアル構成にしたんですが、今度は肩こりがひどくなってしまいました。。さらに書類等を広げるスペースも無くただただストレスだけが溜まっていきました。
昇降デスク選び
ストレスの溜まる一方の在宅ワーク環境で、どうにかしたいと色々調べている内に昇降デスクに出会いました。選定する上で私が重要視したのは以下の点です。
- 電動昇降式
- 高さメモリ機能付き
- 作業スペースの広さ
- オリジナル天板
まず、昇降デスクには電動式と手動式がありすが手動式だと自分の場合面倒臭くて機能を使わなくなるだろうなと思いました。また、立位と座位の高さをメモリしてくれないと毎度微調整に時間を取られてしまうだろうなと思いました(気になるタイプなので笑)。
作業スペースもケチりたくないなと思いました。最低でも24インチモニターが水平デュアル構成でおけるかつ、書き物や書類を広げれるスペースとして最低でも幅:150cm、奥行き70cm以上の天板がおけるものを探しました。
そして最後は完全に趣味の世界ですが、どうせある程度お金をかけるならオンリーワンな愛着の湧くデスクにしたいと思いました。そのため脚だけで販売しているメーカーは無いかと物色していたらFlexispotに出会いました。
脚フレームだけ購入
Flexispotの脚フレームはいくつもの種類が発売されています。手動タイプのものや、電動式だけれどもメモリ機能が無いもの、引き出し付き天板がセットなっているものを省くと以下の選択肢がありました。
型番 | E7 Pro(コの字型) | E7 | E8 | EF1 |
耐荷重 | 100kg | 125kg | 125kg | 70kg |
本体重量 | 33.6kg | 32.1kg | 32.7kg | 19.6kg |
対応天板サイズ | 幅:120〜200cm 奥行き:60〜80cm 厚み:≧2cm | 幅:120〜200cm 奥行き:60〜80cm 厚み:≧2cm | 幅:120〜200cm 奥行き:60〜80cm 厚み:≧2cm | 幅:100〜160cm 奥行き:50〜80cm 厚み:≧2cm |
昇降範囲 | 60〜125cm | 58〜123cm | 60〜125cm | 71〜121cm |
機能 | USB、メモリ、ロック、障害物検知 | メモリ、ロック、障害物検知 | USB、メモリ、ロック、障害物検知 | メモリ、障害物検知 |
参考価格 *2022/7/14時点 | ¥55,000 | ¥51,700 | ¥66,000 | ¥28,600 |
耐荷重についてはE7, E8が最も重く、EF1が軽かったです。E7 Proは脚がコの字型の関係のためかE7よりも25kg程軽いです。まあ最軽量のEF1ですら70kgあり、E7 Proの100kgはもう十分すぎるだろうと考えました。
本体重量についてはEF1が圧倒的に軽量で、他はそこまで大差はありませんでした。モーターの数(シングル/デュアル)や脚のパーツ数(2/3)が影響している様です。耐荷重と比例している気がします。30kg近い重量には一抹の不安を覚えましたが不意に動いたりしないだろうからむしろ良いとポジティブに考えることにしました。
対応天板サイズは全て自分の求めているサイズ(幅:150cm、奥行き:70cm以上)に対応可能でした。
昇降範囲についてはEF1が他と比べて下限値が10cm程度高く、他は大差ありませんでした。私は身長は低いのでなるべく下限値は低い所まで対応していて欲しいと思いました。
機能についてはメモリ機能は全てありますが、USB機能のあるもの(E7 Pro、E8)がありました。ただし、1ポートだけなのと高速充電には対応できていないだろうからどこまで便利かは不明ではありました。一方で障害物検知機能があるのを知り、自分としては子供が産まれる予定だったのでありがたいなと思いました。
最後に価格面ではEF1がエントリー価格の様でしたが既にこの時点でE7 ProかE8だなと考えていました。E8の方が価格が高い理由が初めは分からなかったのですが、どうやら脚が楕円形でデザイン性が向上しているのと、子供がぶつかった時により安全な仕様になっている様でした。
最終的に自分はコの字型の脚の方が椅子と組み合わせた時に便利かなと考えてE7 Proを購入することにしました。E8の楕円形の脚も良いとは思ったのですが、コの字型の脚の方が脚自体を壁際に持ってこれるので衝突回避になるかなと考えました。あと値段も1万円程安かったので良いかなと思いました。
天板購入編に続く。。
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